福岡の玄関口、博多駅。ここには「博多通りもん」や「明太子」、「めんべい」といった不動の定番お土産がひしめき合っています。しかし、旅行や出張で何度も博多を訪れていると、「いつも同じお土産になってしまう…」「もっとおしゃれで、新しいものを渡したい」という悩みが出てくること、ありますよね。
そんな「お土産マンネリ化問題」を解決してくれる救世主として、2024年6月に博多駅「いっぴん東通り」にグランドオープンしたのが、今回ご紹介するスイーツブランド「Ramely(ラメリー)」です。
「大人な味わい」と「高級感」で、またたく間にスイーツ好きの間で話題となったこのブランド。最大の特徴は、ほろ苦い「ビターキャラメル」と、華やかな香りの「紅茶(アールグレイ)」を掛け合わせている点です。
「甘いだけのお菓子は飽きた」「センスの良い手土産を探している」という方にとって、Ramely(ラメリー)はまさに最適解。しかし、新しいお店だけに「実際にどんな味がするの?」「日持ちは大丈夫?」「通販で買えるの?」といった情報はまだ少なく、購入を迷っている方も多いはず。
そこで今回は、年間50回以上博多駅を利用し、新商品をチェックし続けている筆者が、Ramely(ラメリー)の主要商品を実際に購入し、徹底的に実食レビューしました。食感や味の感想はもちろん、パッケージの質感、賞味期限、そして混雑状況まで、購入前に知っておきたい全ての情報を網羅してお届けします。
この記事を読めば、次の博多土産選びで迷うことはなくなるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
- Ramely(ラメリー)は2024年6月オープンの「キャラメル×紅茶」専門店
- 運営は「九十九島せんぺい」や「Ivorish」を手掛ける有名グループ
- 看板「キャラメルガレット」は、ザクザク食感とアールグレイの香りが絶品
- 賞味期限は製造から約60日と長く、常温保存可能でお土産に最適
- 現在は通販の取り扱いがほぼなく、「博多駅でしか買えない」レア度が高い
- 場所は博多駅構内「いっぴん東通り」(筑紫口側)でアクセス抜群
Ramely(ラメリー)の全メニューを徹底的に実食レビュー
Ramely(ラメリー)が掲げるブランドコンセプトは、「The Golden Caramel Strings」。直訳すると「黄金のキャラメルの糸」という意味になりますが、これはキャラメルと紅茶が織りなす繊細かつ濃密な関係性を表現していると言えます。このブランドの核となるアイデンティティは、間違いなく「キャラメル」と「紅茶(アールグレイ)」の融合にあります。
通常、キャラメルスイーツといえば「甘くて濃厚」一辺倒になりがちです。子供には喜ばれますが、大人が楽しむには少し単調に感じることも。しかし、Ramelyはそこに紅茶特有の「渋み」「爽やかさ」「ベルガモットの香り」を加えることで、奥行きのある大人な味わいを実現しています。まるで上質なパフュームのように、口に入れた瞬間から余韻まで香りが変化するスイーツ体験を提供しています。
ここでは、実際に店頭で購入できるレギュラーメニューを中心に、その味わいを忖度なしで詳細にレビューしていきます。
看板商品のキャラメルガレットは食感が魅力

まず最初にご紹介するのは、Ramely(ラメリー)の顔とも言える絶対的エース、「Caramel Galette(キャラメル ガレット)」です。
店頭でも一番目立つメインディスプレイに陳列されており、スタッフの方もまず最初に試食を勧めてくれるのがこの商品。「何を買えばいいかわからない」と迷ったら、これを買えば間違いありません。実際にパッケージを開封すると、個包装の袋を開けた瞬間に、焼きたての洋菓子店のような、ふわっと香ばしいバターと焦がしキャラメルの香りが漂い、食べる前から期待値が最高潮に達します。
ザクザク食感ととろけるキャラメルのコントラスト
ガレットの見た目は、しっかりとした厚みのある円形。表面はこんがりと美しいキツネ色の焼き色がついており、見るからに香ばしそうです。手に持ってみると、ずっしりとした密度を感じます。
一口かじってみると、想像以上の「ザクザクッ」としたハードな食感に驚かされます。一般的なクッキーやサブレのような「サクッ」という軽さではなく、もっと力強い歯ごたえ。噛むほどに小麦の風味とバターのコクが口いっぱいに広がります。バターの塩気も効いており、甘さ控えめで香ばしいのが特徴です。
そして、このガレットの真骨頂は中心部分にあります。ザクザクの生地の中には、アールグレイの茶葉の香りをじっくりと移した特製キャラメルソースがたっぷりと流し込まれているのです。生地を噛み砕くと、中のキャラメルが体温でとろりと溶け出し、ハードな生地と絶妙に混ざり合います。
このキャラメルはねっとりとした粘度がありつつも、口溶けはなめらか。濃厚な甘さの中に、鮮烈な紅茶の香りが広がります。「食感のコントラスト」がとにかく楽しい体験で、キャラメルは歯にくっつくような不快な粘り気はなく、スーッと溶けていきます。アールグレイ由来の柑橘系の香り(ベルガモット)が鼻に抜けるため、濃厚なのに後味は意外なほどスッキリしており、もう一枚と手が伸びてしまいます。全商品の中で「最もアールグレイの香りを強く感じる」のがこのガレット。紅茶党の方にはたまらない一品です。
さらにおいしく食べる裏技とペアリング
このガレットは、間違いなく「ストレートティー(無糖の紅茶)」との相性が抜群です。ダージリンやアールグレイと一緒にいただけば、まさに英国のティータイムのような優雅なひとときになります。また、キャラメルの甘さがしっかりあるため、深煎りのブラックコーヒーともよく合い、互いの良さを引き立て合います。
【裏技:リベイクのススメ】
自宅で食べる場合、トースターで30秒〜1分ほど軽くリベイク(温め直し)するのもおすすめです。中のキャラメルがよりトロトロになり、生地のバターの香りが立って、まるで焼きたてのような味わいを楽しめます。
香りが広がるキャラメルフィナンシェ

次にご紹介するのは、焼き菓子の王道「Caramel Financier(キャラメル フィナンシェ)」です。「ガレットは少し硬すぎるかも…」という方や、「しっとり系のスイーツが好き」という方には、こちらのフィナンシェが断然おすすめ。
じゅわっと広がるバターとキャラメルの旨味
このフィナンシェの最大の特徴は、プレーンな生地ではなく、生地そのものにキャラメルとアールグレイがたっぷりと練り込まれている点です。さらに、中心部分には濃厚なキャラメルクリームが絞り込まれて焼き上げられています。
個包装から取り出すと、黄金色の美しい延べ棒のようなフォルムが現れます。手に持った感触は非常にしっとりとしており、口に入れると「ふわっ」「しっとり」とした優しい食感に包まれます。噛むと、生地に含まれたバターとキャラメルの油分、そしてアーモンドプードルのコクがじゅわっと染み出してくるようなジューシーさがあります。
ガレットに比べると食感のアタックは優しいですが、「紅茶の味わいの深さ」という意味ではフィナンシェが最も濃厚かもしれません。生地に練り込まれた細かな茶葉の風味が、中心のキャラメルクリームと混ざり合い、噛むたびにリッチな香りが鼻腔を満たします。キャラメルの「焦がし感」やビターな風味が際立っており、非常に満足度の高い一本です。
老若男女に愛される柔らかさ
ガレットが「攻めた食感」だとすれば、フィナンシェは「癒やしの食感」。歯が弱い年配の方や、小さなお子様がいるご家庭へのお土産としては、こちらの方が安心感があります。4個入りから販売されているので、ガレットとフィナンシェをセットで購入して、「ザクザク派」と「しっとり派」で食べ比べを楽しむのも粋な楽しみ方です。
キャラメルミルフィユはチョコ好きにおすすめ

チョコレート好きの方、そして「断面萌え」を楽しみたい方にぜひ試していただきたいのが「Caramel Millefeuille(キャラメル ミルフィユ)」です。
何層にも重なる贅沢なハーモニー
このお菓子は、何層にも折り重ねられたサクサクのパイ生地、ビターキャラメルとアールグレイの風味を加えたなめらかなクリーム、そして全体を優しく包み込むミルクチョコレートの3つの要素が複雑に組み合わさっています。
実際に食べてみると、パイ生地の「ハラハラ」と崩れる繊細な食感が印象的です。そのパイの層の隙間を埋めるように特製クリームのコクが広がり、最後に外側のミルクチョコレートのまろやかな甘さが全体を優しくまとめ上げます。
特筆すべきは、コーティングのチョコレートと中のビターキャラメルクリームのバランスです。外側は甘いミルクチョコですが、中のクリームがほろ苦い紅茶風味なので、全体として甘ったるくなりすぎず、非常に上品。サイズも二口サイズほどで、「もう一個食べたい」と思わせる絶妙なサイズ感がニクイ演出です。
冷やして食べるのが正解
常温でももちろん美味しいですが、個人的なおすすめは「冷蔵庫で30分ほど冷やす」こと。冷やすことでコーティングのチョコレートが「パリッ」とし、中のクリームも少し締まるため、食感のメリハリがより強調されます。パイのサクサク感も際立ちます。夏場はもちろん、冬場でも暖房の効いた部屋で食べる際は、少し冷やしてから食べると、より一層美味しくいただけます。職場でのバラ撒き用としても、チョコがかかっていることで「豪華に見える」ため、非常に重宝します。
自分へのご褒美にしたいキャラメルケーキ
ここまで紹介した個包装のお菓子とは一線を画すのが、ホールサイズで販売されている「Caramel Cake(キャラメル ケーキ)」です。特別な日のデザートや、ホームパーティーの主役になれる一品です。
濃厚さの極み、まさに「食べるキャラメル」
今回は購入しませんでしたが、キャラメルケーキはミルクチョコレートで深いコクを引き出したキャラメル生地に、さらにアールグレイ香るビターキャラメルソースがかかっています。あまり大きくはないですが、至福のひと時を演出してくれる特別な商品となっています。
これは「おやつ」というより、完全に「レストランのデザート」のクオリティです。濃厚なので、8等分くらいに薄くスライスして、少しずつ味わうのがおすすめ。無糖のホイップクリームを添えたり、ラズベリーなどの酸味のあるフルーツを添えたりすると、酸味が加わってよりプロっぽい一皿になります。赤ワインやウイスキーなど、お酒とのペアリングも楽しめる大人なケーキです。
新作や期間限定メニューの味
Ramely(ラメリー)では、定番商品に加えて、季節やイベントに応じた限定商品も展開しています。これらは通年販売ではないため、店頭で見かけたら即買い推奨のレアアイテムです。
過去には夏限定で「ソルティキャラメルクッキー」が登場しました。フランス産ロレーヌ岩塩などを使用した塩気が、キャラメルの甘さを引き立てつつ、後味をキリッと引き締めます。暑い夏でも食べやすい爽やかな味わいが特徴で、冷たいアイスティーとの相性が抜群でした。
また、肌寒くなる秋冬には、「キャラメルサンドクッキー」が登場することも。ローストアーモンドを練り込んだ厚焼きクッキーで、濃厚なキャラメルをサンドした商品です。ガレットとはまた違う「ホロホロ」としたクッキー生地と、粘度の高いキャラメルの組み合わせは、濃厚な味が恋しくなる季節にぴったりです。
これらの限定商品はパッケージの色味も変わることが多く(夏は爽やかなブルー、冬は温かみのあるオレンジなど)、季節感のあるお土産として重宝します。「今しか買えない」という特別感は、渡す相手への会話のきっかけにもなります。
パッケージのデザインと高級感について

お土産選びにおいて「パッケージ」は、中身の味と同じくらい重要な要素です。Ramely(ラメリー)のデザインは、非常に洗練されており、贈る側のセンスを底上げしてくれます。
ブランドカラーは、深いブラウン、アンティークゴールド、そしてアクセントとなる落ち着いたレッドを基調としたシックな配色。「大人」「夜」「高級感」を連想させます。ロゴデザインも繊細なセリフ体のフォントと、キャラメルの糸をイメージしたようなエンブレムロゴが、クラシカルながらもモダンな雰囲気を演出しています。
箱の紙質もしっかりしており、マットな手触りに金箔押しのような加工が施されている部分もあります。1,000円〜2,000円のお菓子とは思えない「高見え」するパッケージです。個包装の袋もデザイン性が高く、職場で配る際にも「これどこのお菓子?おしゃれ!」と会話が弾むこと間違いなし。専用の手提げ袋(ショッパー)も厚手でしっかりとした作りなので、そのまま渡しても失礼にならず、ビジネスシーンでの手土産としても非常に優秀です。
Ramely(ラメリー)の口コミ・評判は?
実際に購入した人たちの声をSNSや口コミサイトから集約してみました。購入前の参考にしてください。
良い口コミ
- 「パッケージがおしゃれで、渡した相手に喜ばれた」
- 「キャラメルと紅茶の組み合わせが絶妙。甘すぎず、大人の味で美味しい」
- 「ガレットのザクザク食感がクセになる。リピート確定」
- 「博多駅でしか買えない限定感がいい」
やはり、「味の上品さ」と「パッケージの高級感」が高く評価されています。特に紅茶好きの方からの支持が厚いようです。
気になる口コミ
- 「少し値段が高めなので、自分用には頻繁に買えない」
- 「通販がないので、遠方だと買えないのが残念」
- 「店舗の場所が少しわかりにくかった(いっぴん東通り)」
「通販がない」という点はデメリットでもありますが、裏を返せば「現地に行かないと手に入らない希少性」の裏返しでもあります。このレア感こそが、Ramelyをお土産として選ぶ最大の理由の一つとも言えるでしょう。
Ramely(ラメリー)のメニュー価格と通販・賞味期限
ここでは、購入を検討する際に最も気になる「価格」「賞味期限」「購入方法」について、具体的なデータを交えて解説します。
用途に合わせて選べる個数と値段一覧
Ramely(ラメリー)の価格設定は、デパ地下スイーツや高級土産の標準的なラインです。決して安くはありませんが、そのクオリティを考えれば納得の価格と言えます。(※価格は全て税込)
- キャラメルガレット
4個入:1,080円 / 8個入:2,160円 / 12個入:3,240円 - キャラメルフィナンシェ
4個入:1,080円 / 8個入:2,160円 - キャラメルミルフィユ
8個入:1,620円 / 12個入:2,268円 - キャラメルケーキ
1ホール:2,000円 - アソートギフト
12個入:3,240円(ガレット4個、フィナンシェ4個、ミルフィユ4個)
職場へのバラ撒き用としては、単価が比較的安く個数が多い「ミルフィユ」がおすすめ。親しい友人や家族へは食感が楽しい看板商品「ガレット」、特別な方へは全種類が入った「アソートギフト」が適しています。
Ramely(ラメリー)は通販やお取り寄せが可能?
「食べてみたいけれど、福岡に行く予定がない」という方にとって、通販の有無は非常に重要です。
結論から申し上げますと、2026年現在、Ramely(ラメリー)の公式通販は基本的に行われていません。
運営元のグループ会社(シュクレイなど)のオンラインストアでも、Ramelyの商品はラインナップされていないことが多く、「博多駅に行かないと買えない」という状況が続いています。(※期間限定でポップアップ出店や一時的な通販対応がなされる可能性はゼロではありませんが、基本は現地購入のみと考えておいた方が良いでしょう)
この「完全なる博多駅限定」というステータスは、お土産としての価値を爆上げしてくれます。「どこでも買えるもの」ではなく、「わざわざ買ってきてくれたもの」として、渡した相手に強い印象を残せるはずです。転売サイトなどでは高額で取引されているケースも見受けられますが、品質管理の面から必ず正規ルート(店舗)で購入することを強くおすすめします。
お土産としての日持ちと賞味期限の注意点
お土産選びの最大の懸念点である「賞味期限」についても調査しました。公式情報や商品裏面ラベルによると、主要商品の賞味期限は以下の通りです。
- キャラメルガレット:製造日から約60日
- キャラメルフィナンシェ:製造日から約60日
- キャラメルミルフィユ:製造日から約60日
- キャラメルケーキ:要確認(比較的短め)
最も日持ちが良いのはガレットで、常温での持ち運びも安心です。フィナンシェもしっとりしていますが、個包装の技術により意外と日持ちします。ミルフィユは夏場の保管(25℃以下)に注意が必要です。
※注意点:上記は「製造日」からの日数です。店舗での在庫期間を考慮すると、購入時点での残日数は少し短くなりますが、それでも購入から1ヶ月程度は余裕がある場合がほとんどです。生菓子のように「今日中」「明日まで」といった心配がないため、出張の初日に買っておく、といった使い方も可能です。
混雑状況と店舗へのアクセス方法
Ramely(ラメリー)の店舗は、JR博多駅構内の「いっぴん東通り(旧:デイトスアネックス付近)」にあります。
- 住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 いっぴん東通り 1階
- 最寄り改札:JR博多駅「筑紫口(ちくしぐち)」改札
- 行き方のコツ:新幹線改札を出て、筑紫口方面へ。「いっぴん東通り」は筑紫口を出てすぐ左手(または構内コンコースの東側)に伸びるエリアです。「Ivorish」や「プレスバターサンド」などの人気店が並ぶエリアの一角にあり、シックな店舗デザインが目印です。
- 混雑状況:平日は比較的空いており、待ち時間はほぼなし。土日祝・連休は多少列ができることがありますが、テイクアウト専門店なので回転は早いです。
- 売り切れ注意:夕方17時以降になると、人気の「キャラメルケーキ」や「アソートギフト」が完売していることがあります。
Ramely(ラメリー)のレビューまとめ
今回は、博多駅のニュースタンダード土産「Ramely(ラメリー)」を徹底レビューしました。
- 甘いものが好きだが、ただ甘いだけでは満足できない「大人」の方に最適
- 「通りもん」や「めんべい」以外のお土産を探している方への先取り土産として
- 職場や取引先へ、センスの良い手土産を持参したいシーンで活躍
- 紅茶やコーヒーをよく飲む方のティータイムを格上げする最高のお供
博多駅を訪れた際は、ぜひ「いっぴん東通り」へ足を運び、Ramely(ラメリー)の世界観に触れてみてください。そのザクザクとしたガレットを一口かじれば、きっと博多の新しい思い出の味になるはずです。
もし店舗に行けない場合は、公式通販もチェックしてみてくださいね。あなたのおやつ時間が、黄金のキャラメルで満たされますように。





