福岡のお土産といえば、辛子明太子や豚骨ラーメン、通りもんなどが長年の定番ですが、近年スイーツ部門で圧倒的な存在感を放ち、新たな「福岡土産の顔」となっているのが「伊都きんぐ」です。
福岡県が誇るブランド苺「あまおう」を贅沢に使ったどら焼きやスムージーは、そのビジュアルの強さと確かな美味しさで、地元民だけでなく県外からの観光客からも絶大な支持を得ています。特に、旬のあまおう苺が丸ごと入った「どらきんぐ生」は、販売期間中に何度も足を運ぶ熱狂的なファンがいるほどの人気商品です。
しかし、いざ店舗に行くとメニューのラインナップがあまりに豊富で、「どれを選べばいいか分からない」「お土産として日持ちするのはどれ?」「今すぐ食べるならどっち?」と迷ってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、福岡県糸島産あまおう苺加工販売所「伊都きんぐ」の全メニューの特徴、味わい、そして購入時の注意点を徹底解説します。これを読めば、今のあなたにぴったりな博多土産が必ず見つかり、福岡の旅の締めくくりがより甘美なものになるはずです。
- あまおう苺のプロフェッショナル:自社ハウスで苺を研究・栽培するほどのこだわりを持つ専門店。
- 2つの「どらきんぐ」:お土産には日持ちする「エース」、自分用や即食には期間限定の「生」がおすすめ。
- 空港・博多駅で買える:主要な交通拠点で販売しているため、帰りの直前に購入可能。
- 通販の注意点:生菓子系は通販不可の商品もあるため、現地での購入が基本。
- 季節限定品: 夏にはわらび餅 「博多あまび」が登場するなど、季節ごとに違う楽しみがある。
【伊都きんぐ徹底解説】あまおう苺を使った絶品メニューと人気の秘密
「伊都きんぐ」が他の多くのスイーツ店と一線を画すのは、単に「流行りのフルーツを使っている」だけではないという点です。「あまおう苺を加工するなら、あまおう苺そのままよりも美味しくなければならない」という強い信念のもと、妥協のない商品開発が行われています。
伊都きんぐとは?糸島産あまおう苺へのこだわり
伊都きんぐは、単なるスイーツショップや和菓子屋ではありません。「福岡県産あまおう苺加工販売所」という屋号が示す通り、苺の加工におけるプロフェッショナル集団です。
そのこだわりは並大抵のものではありません。「あまおう苺」の素晴らしさを世界に伝えるため、なんと自社ハウス(伊都きんぐ農園)を持ち、苺の栽培から品種の研究まで行っています。
通常、お菓子屋さんは「仕入れた苺をどう使うか」を考えますが、伊都きんぐは「加工品にするために最適な苺はどうあるべきか」という土作りの段階から向き合っています。「美味しい苺を育てる」だけでなく、「加工した時に最も輝く苺とは何か?」を日々探求し続けているのです。
この徹底した素材への向き合い方こそが、他のお店では真似できない、濃厚で香り高い苺の風味を生み出す秘訣と言えるでしょう。
ここでは、その研究の結晶とも言える定番のどら焼きから、知る人ぞ知る隠れた名品まで、そのラインナップを一つずつ詳しく解説していきます。
- どらきんぐ生(11月下旬〜5月末ごろ限定)
- どらきんぐエース
- 博多あまび(5月末ごろ〜11月下旬限定)
- 博多ぱいおう
- 福岡いちご
- あまおう苺のゴロゴロ割れチョコ
- 瓶チーズ
- 博多よかおう
- ぷちぷちカステラ
【期間限定】あまおう苺が丸ごと一粒!「どらきんぐ生」

伊都きんぐの代名詞とも言えるのが、11月下旬から5月末頃までの期間限定で販売される「どらきんぐ生」です。
最大の特徴は、大粒のあまおう苺が「丸ごと一粒」入っていること。 薄手のモチモチとした皮の中に、北海道産のクリームとあんこ、そして主役のあまおう苺が包まれています。一口食べると、ジュワッと溢れる苺の果汁とクリームの相性が抜群で、まさに「苺を食べるためのどら焼き」です。
消費期限が短いため、遠方へのお土産というよりは、ホテルで食べる自分用のおやつや、帰りの新幹線・飛行機で楽しむスイーツとしておすすめです。
- 販売期間: 11月下旬〜5月末ごろ限定
- 賞味期限:1〜2日
- 種類:どらきんぐ生(苺クリーム)、抹茶、塩バニラ、期間限定味など
- 内容量:1個(¥613〜)
【一番人気】モチモチ食感がたまらない「どらきんぐエース」
「どらきんぐ生」が販売されていない夏〜秋の時期や、少し日持ちさせたい時におすすめなのが「どらきんぐエース」です。こちらは通年販売されており、伊都きんぐの不動の人気No.1商品です。
生の苺の代わりに、あまおう苺をふんだんに使った「苺ムース」が入っています。 特筆すべきはその「皮」です。普通のどら焼きとは全く違い、驚くほどモチモチしています。このモチモチの皮と、滑らかな苺ムース、そして時折感じる果肉の食感が絶妙なハーモニーを奏でます。
「生」よりも持ち運びしやすく、きちんとした箱入りも販売されているため、手土産としても非常に優秀です。
- 販売期間: 通年
- 賞味期限:製造日より22日間
- 種類:どらきんぐエース(苺)、抹茶、ほうじ茶、杏仁豆腐
- 内容量:1個(¥580) ※通販では4個からの注文
【5月〜11月限定】あまおう苺わらび餅「博多あまび」

苺のシーズンが終わる5月末ごろから登場するのが、あまおう苺のわらび餅「博多あまび」です。
「あまおう苺入りのわらび餅」と聞くと想像がつきにくいかもしれませんが、これは苺の果汁をそのまま固めたかのような、濃厚で赤い宝石のようなスイーツです。
切ってそのまま食べても美味しいですが、付属の「練乳ソース」や「きなこ」をかけることで味が劇的に変化します。
- そのまま: 苺本来の甘酸っぱさをダイレクトに感じる。
- 練乳がけ: ミルキーさが加わり、いちごミルクのような贅沢な味に。
- きなこ: 和のテイストが加わり、上品な和菓子に。
ぷるぷるとした食感と、口いっぱいに広がる苺の香りは夏のお土産にぴったりです。
- 販売期間: 5月末ごろ〜11月下旬限定
- 賞味期限:2日ほど
- 内容量:250g(¥1620)
- ミニサイズ: お試しサイズの「ミニ博多あまび」が販売されることもあります。
【ばらまき土産】サクサク食感のパイ菓子「博多ぱいおう」
「どら焼きは日持ちが心配」「会社で配りやすい個包装のお菓子がいい」という方におすすめなのが、パイ菓子の「博多ぱいおう」です。
何層にも丁寧に織り込まれたパイ生地には、しっかりとあまおう苺の風味が練り込まれています。特徴的なのはそのサクサクとした軽やかな食感と、食べた後に鼻に抜ける上品な苺の香り。市販のイチゴ味のお菓子とは一線を画す、本物の苺の風味が感じられます。
パッケージも洗練された高級感のあるデザインで、きちんとした贈答用としても十分に使えます。個包装で日持ちも長いため、お盆や年末年始の帰省土産、ビジネスシーンでの手土産としても非常に優秀です。
- 賞味期限:4~5ヶ月ほど
- 種類:博多ぱいおう、博多チョコぱいおう、博多ホワイトチョコぱいおう、博多ぱいおう ずっと一緒サンド
- 内容量:16枚入り(¥1040)、24枚入り(¥1550)
【世界一を目指すクッキー】「福岡いちご」

「世界一の苺クッキーを目指す」という熱い目標のもとで作られたのが、この「福岡いちご」です。素材選びから焼き方にまで一切の妥協を許さず、苺の香りを最大限に引き出しています。
一口食べると、外側はサクッとしているのに、中はほろりと崩れるような軽やかな食感に驚くはず。上品な苺の香りが鼻を抜け、ついつい次の1枚に手が伸びてしまう美味しさです。
- 賞味期限:3ヶ月ほど
- 内容量:1枚(¥205~¥259)
- 特徴: 1枚から購入可能で、自分へのちょっとしたご褒美にも最適
【チョコ好き必見】「あまおう苺のゴロゴロ割れチョコ」

チョコ好きの方にぜひチェックしてほしいのが、「あまおう苺のゴロゴロ割れチョコ」です。濃厚なホワイトチョコレートをベースに、フリーズドライされたあまおう苺やナッツが文字通り「ゴロゴロ」と贅沢に混ぜ込まれています。
不揃いな形に割られたチョコは厚みがあり、食べ応え抜群。苺の酸味がホワイトチョコの甘さを引き立て、一度食べ始めると止まらなくなる中毒性があります。自分へのご褒美チョコとしても非常に人気が高い商品です。
※店舗、オンラインショップ双方でなかなか販売されることがないので、見つけたら購入されることをおすすめします。
- 賞味期限: 約4ヶ月程度
- 価格(目安): 4,000円〜5,000円前後
- おすすめの食べ方: 冷蔵庫で少し冷やすと、チョコのパキッとした食感がさらに際立ちます。
【極上の余韻を楽しむ】「瓶チーズ」
あまおう苺とチーズケーキを瓶に詰め込んだ、見た目もおしゃれな一品。この商品のこだわりは「余韻」です。食べた後に脳に残る名残惜しさを追求し、驚くほど優しい舌触りに仕上げられています。
心の中に「あまおう」と「チーズ」が永遠に残るような、濃厚かつ繊細な味わい。サーカスのような可愛いパッケージも、お土産としての特別感を演出してくれます。
- 賞味期限:製造日から35日間
- 内容量:1瓶あたり 100g(¥780) 通販は4瓶1セットのものが販売されています。
【爽やかな和菓子】「博多よかおう」
あまおう苺を贅沢に練り込んだ、新感覚の羊羹(ようかん)です。羊羹といえば重厚な甘さが特徴ですが、この「博多よかおう」は、あまおうの爽やかな酸味が重なり合うことで、「爽やかな風を感じる」ような軽やかな後味を実現しています。
緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶とも相性が良く、和菓子派・洋菓子派どちらの方へのお土産にも喜ばれる一品です。
- 賞味期限:箱に記載
- 内容量:500g(¥1350)
【新食感のカステラ】「ぷちぷちカステラ」
ありそうでなかった「いちごのカステラ」を実現したのが、この「ぷちぷちカステラ」です。伊都きんぐならではのこだわりとして、苺特有の「ぷちぷち感(種)」をあえて残したまま、ふんわりとしたカステラ生地に合わせることに成功しています。
口の中で広がる苺の甘い香りと、時折感じるぷちぷちとした食感のアクセントが楽しく、子供からお年寄りまで幅広く愛される味わいです。
- 賞味期限:箱に記載
- 内容量:230g(¥1250)
伊都きんぐの商品価格一覧
お出かけ前に予算感を確認できるよう、代表的なメニューの価格をまとめました。 ※価格は原材料費の高騰等により変更になる場合があります。最新情報および正確な価格は必ず「公式サイト」をご確認ください。
【生菓子・ドリンク】
- どらきんぐ生:600円〜(苺のサイズや時期により変動)
- どらきんぐ生・塩バニラ:600円〜
- どらきんぐ生・抹茶:600円〜
- あまゴリ(スムージー):700円前後
【お土産・焼き菓子】
- どらきんぐエース:1個 450円前後 / 5個入りBOXあり
- 博多ぱいおう:16枚入り 1,200円前後 / 24枚入りもあり
福岡で伊都きんぐを買うならここ!博多駅・空港などの店舗情報
伊都きんぐは福岡県内に複数の店舗を展開していますが、店舗によって取り扱い商品やお店の雰囲気が異なります。旅のプランや移動手段に合わせて最適な店舗を選びましょう。
【本店】伊都きんぐ 糸島本店・工場店
「伊都きんぐ」の聖地とも言えるのが糸島本店です。
福岡市中心部から車で40分〜1時間ほど。美しい海が広がる糸島エリアのドライブコース沿いに位置しています。 ここでは、商品の購入はもちろん、出来立てのスイーツをその場で楽しめるカフェスペースがあるのが最大の特徴です。週末は行列ができることもありますが、海を眺めながら食べる「どらきんぐ生」や本店限定のスイーツは格別です。
工場が併設されているため、運が良ければ製造の様子を感じられることも。ドライブデートや家族連れでの観光スポットとしても最適です。
- 住所:福岡県糸島市南風台8-4-11
- 特徴:カフェ利用可、限定メニューあり、駐車場完備
【博多エリア】博多駅(マイング・阪急・いっぴん通り)
新幹線利用者に最も便利なのが博多駅エリアです。博多駅構内には数店舗あり、用途によって使い分けるのが賢い買い方です。
- 博多マイング店 お土産売り場「マイング」の中にあり、最も賑わっている店舗の一つ。試食販売を行っていることも多く、スタッフの方に相談しながらじっくり商品を選びたい人におすすめです。品揃えもトップクラスです。
- 博多阪急店 百貨店「博多阪急」の地下に入っており、高級感があります。お中元やお歳暮などの贈答用対応もしっかりしており、阪急限定のセットなどが販売されることもあります。
- 博多デイトス店(いっぴん通り) 新幹線筑紫口改札のすぐ近く。「新幹線の時間まであと10分しかない!」という時でもサッと購入できる利便性が魅力です。通路に面しているため、急いでいる時に非常に重宝します。
【天神エリア】天神地下街・三越・警固公園前
福岡一の繁華街、天神エリアにも店舗があります。ショッピングや食事のついでに立ち寄りやすいのが特徴です。
- 天神地下街店 天神地下街の中にあり、地下鉄からのアクセスも抜群。雨の日でも濡れずに買い物ができます。
- 福岡三越店 天神の中心にあるデパ地下スイーツとして購入できます。他の名店スイーツと比較しながら買い回るのに便利です。
- 天神警固公園前店(閉店等の情報は要確認) 路面店として展開している場合、2階にカフェスペースが併設されていることがあります。街歩きに疲れた際の休憩スポットとして、あまゴリを飲みながら一休みするのに最高です。
【福岡空港】国内線ターミナル店での購入ガイド
飛行機を利用して福岡に来た方にとって、空港店は「最後の砦」です。
国内線旅客ターミナルビルの2階、出発保安検査場前の広いお土産売り場エリアに店舗があります。ここでは「どらきんぐ生」などの要冷蔵商品も販売されています。 フライト直前に購入すれば、保冷剤(有料・無料は要確認)をつけてもらうことで、東京や大阪の自宅まで新鮮な状態で持ち帰ることが可能です。
【重要】売り切れに注意! 特に「どらきんぐ生」は人気が高く、夕方以降のフライトの場合、売り切れている可能性が高いです。どうしても空港で買いたい場合は、少し早めに空港に到着するか、博多駅などで事前に購入しておくことを検討してください。
東京・大阪に店舗はある?購入可能な場所を解説
「福岡までは行けないけれど、東京や大阪で買えないの?」という疑問にお答えします。
- 大阪: 残念ながら、現在大阪には伊都きんぐの常設店舗はありません。 百貨店の催事(福岡物産展など)で出店されることがあるため、情報をチェックする必要があります。
- 東京: 東京には店舗がありますが、福岡とは少し形態が異なります。
- あまおう苺 アメ専門店 原宿竹下通り店
- 調布店(※最新情報は公式サイト要確認) 注意点として、東京の店舗は「いちご飴」などのテイクアウトスイーツが中心の場合があります。「どらきんぐ生」や「博多あまび」などの生菓子は取り扱っていないことが多いです。
通販・お取り寄せはできる?賞味期限と注意点
「福岡に行けないけれど食べたい!」「あの味が忘れられない」という方のために、公式オンラインショップもあります。
- 通販可能な商品:どらきんぐエース、博多ぱいおう、博多ダモンデなどの焼き菓子・常温商品、冷凍タイプのどら焼き(ドラキング・フロマージュなど)。
- 通販不可の商品:どらきんぐ生(消費期限が短いため)、あまゴリなど。
特に「どらきんぐエース」は、お取り寄せして自宅の電子レンジで10秒ほど温めると、皮がさらにモチモチになり、出来立てのような味わいを楽しめます。 詳細な賞味期限や送料については、必ず「公式サイト」のオンラインショップを確認してください。
詳細は、以下のリンクから公式サイトをご確認ください。
公式サイト:伊都きんぐ お取り寄せ
まとめ|福岡土産は伊都きんぐのあまおうスイーツで決まり
伊都きんぐは、単なるお土産屋さんではなく「あまおう苺」の可能性を追求し続けるブランドです。
- 季節で選ぶ看板メニュー: 11月〜5月は苺丸ごとの「どらきんぐ生」、5月〜11月は苺わらび餅「博多あまび」が主役。
- 通年買える一番人気: 時期を問わず、モチモチ食感の「どらきんぐエース」が手土産として最も支持されている。
- ばらまき・保存性重視: 職場などには賞味期限が長く個包装の「博多ぱいおう」が最適。
- チョコ・洋菓子派への新定番: 苺が贅沢に入った「あまおう苺のゴロゴロ割れチョコ」や、濃厚な「瓶チーズ」も外せない。
- 購入場所の注意点: 博多駅・福岡空港・天神など福岡県内が中心。東京は一部店舗のみで、大阪には店舗なし。
- お取り寄せの活用: 公式サイトでは、日持ちのする焼き菓子や「どらきんぐエース」等が購入可能。
- ブランドの魅力: すべての商品が福岡産「あまおう苺」の良さを引き出すために作られた、苺専門店ならではのクオリティ。
このように、シーンに合わせて選べる多彩なラインナップが魅力です。福岡を訪れた際は、ぜひその真っ赤な情熱が詰まったスイーツを味わってみてください。
その一口で、福岡の旅がより思い出深く、甘酸っぱいものになることを約束します。





