銘菓ひよ子は東京と福岡どっちの名物?違いや発祥地を徹底解説

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ひよ子 パッケージ

「ひよ子」は東京のお土産としても有名ですが、実は福岡が発祥の地だということをご存じですか?
可愛らしい形とやさしい甘さで人気のこのお菓子、実は東京版と福岡版で会社が異なり、味やパッケージにも違いがあります。

この記事では、ひよ子の発祥や、東京・福岡それぞれの違い、本家はどちらか?といった疑問にわかりやすくお答えします。お土産選びの参考にもなる情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

ひよ子はどこのお菓子?東京と福岡の関係とは

全国的に知られるお菓子「ひよ子」ですが、実際にはどこのお菓子なのか気になるところです。

ここでは、ひよ子のルーツと、東京・福岡それぞれでの展開について詳しくご紹介します。

東京ひよ子 公式ホームページ
福岡ひよ子(ひよ子本舗 吉野堂) 公式ホームページ

ひよ子の発祥は福岡県飯塚市

ひよ子のルーツは福岡県飯塚市にあります。1912年(明治45年)、創業者の石坂直吉氏が和菓子店「吉野堂」を創業し、そこで生まれたのが「ひよ子まんじゅう」です。

当時としては珍しいひよこの形をした愛らしいお饅頭に、黄味あんを包んだそのお菓子は、地元である筑豊地方を中心に人気を集め、やがて福岡全域で知られるようになりました。「福岡土産といえばひよ子」と言われるようになったのも、この時代からです。

東京進出のきっかけは1964年の東京オリンピック

「東京ひよ子」が誕生したのは、1964年の東京オリンピックがきっかけです。国際的な注目が集まるこのタイミングで、ひよ子本舗 吉野堂が東京での販売をスタートさせました。

東京での販売を担ったのは、吉野堂から許可を受けた関連会社「東京ひよ子(株式会社ひよ子)」。現在では東京ひよ子として独自の商品展開も行っており、東京限定のひよ子スイーツなども人気を集めています。

この展開により、「東京駅で買える」「羽田空港に売っている」といった印象が広がり、多くの人にとってひよ子は東京土産のイメージが定着するようになりました。

福岡と東京、それぞれの「ひよ子」は別会社が運営

現在、ひよ子は福岡と東京で別会社が運営しており、それぞれが独自にブランド展開をしています。

福岡では「ひよ子本舗 吉野堂」が運営しており、福岡限定の商品や地域に根ざした展開を続けています。一方、東京では「株式会社ひよ子」が運営を担当し、東京駅や羽田空港をはじめとする主要ターミナルでの販売を中心に、幅広いラインナップを展開しています。

両社はかつては深くつながっていましたが、現在は別法人として独立しており、販売商品やパッケージデザインなどにも違いがあります。

なぜ「ひよ子=東京土産」と思われがちなのか?

ひよ子が東京土産と思われがちな理由のひとつは、東京駅や空港といった人の集まる場所で販売されていることです。観光や出張の際にひよ子を見かけ、「東京で買った=東京の名物」と思う人が多くなったと考えられます。

また、東京限定の「ひよ子焼きポテト」など、派生スイーツも豊富に登場しており、首都圏でも独自のブランドイメージがしっかりと確立されています。

一方、地元・福岡でも、ひよ子は長年愛され続ける定番のお土産。地域密着型のイベントや百貨店でも積極的に展開されており、福岡限定の味も販売されています。

ひよ子は“福岡発祥・全国で愛されるお菓子”

結論として、ひよ子は福岡県飯塚市で生まれたお菓子であり、今では福岡と東京それぞれで親しまれている珍しい存在です。

「福岡土産のひよ子」も「東京土産のひよ子」も、どちらも正解。ただし、発祥地は福岡であるという事実を知っておくと、お土産を選ぶときや話題に出たときにちょっと自慢できるかもしれません。

旅行や帰省のタイミングに合わせて、東京と福岡、それぞれの“ひよ子”を食べ比べてみるのもおすすめです。

東京のひよ子と福岡のひよ子に違いはある?味・パッケージを比較

東京のひよ子と福岡のひよ子は、見た目はそっくりでも、製造元も違えば味わいも微妙に異なります。ここでは、東京と福岡それぞれの「ひよ子」の違いを、味・パッケージ・販売商品などの観点から詳しく比較します。

味の違い:福岡はしっとり、東京はさっぱりめ?

東京・福岡どちらも基本は「黄味あん入りまんじゅう」ですが、味わいにはわずかに差があります。

福岡のひよ子(ひよ子本舗 吉野堂)は、あんに使用されている黄味の風味が濃く、ややしっとりとした食感とコクのある甘さが特徴。一方、東京ひよ子(株式会社ひよ子)は、あっさりめで万人受けしやすい仕上がりとなっています。

もちろん、どちらも基本的には同じ「ひよ子まんじゅう」ですが、食べ比べてみると微妙な差が感じられます。これは使用する素材や製造工程の違いによるものと考えられます。

パッケージの違い:販売地域でデザインが異なる

東京版と福岡版では、外箱や包装紙のデザインにも違いがあります。

福岡のひよ子は、落ち着いた和風の雰囲気を感じさせるパッケージが多く、「創業の歴史」や「老舗らしさ」を前面に出しています。一方、東京ひよ子ではモダンなデザインや、季節限定・東京限定パッケージなども登場しており、お土産としての“見映え”を重視した展開がなされています。

どちらも可愛らしい「ひよ子の形」を活かしたデザインですが、販売地域に合わせて工夫されている点が興味深いところです。

商品ラインナップの違い:東京限定・福岡限定も

もうひとつの違いは、取り扱っている商品のバリエーションです。

東京ひよ子では、以下のような東京限定商品が人気です。

  • ひよ子焼きぽてと(焼き芋風味のスイートポテト風スイーツ)
  • ショコラひよ子
  • 季節限定のひよ子 など

福岡のひよ子本舗では、以下のような地元向けや九州限定の味・詰め合わせが販売されています。

  • ひよ子のピィナンシェ(フィナンシェ風の焼き菓子)
  • ひよ子の恋
  • 季節限定のひよ子(抹茶、いちご) など

このように、同じ「ひよ子」ブランドでも、地域ごとの味の違い・限定商品があるため、お土産として選ぶときに迷うのも楽しみのひとつです。

結局どっちが本家?お土産に選ぶなら東京版と福岡版どちらがいい?

「東京でも買えるし、福岡でも買える…じゃあ本家の“ひよ子”ってどっちなの?」
「お土産に買うなら、東京のひよ子と福岡のひよ子、どちらを選べばいいの?」
旅行者や地元の人からもよく聞かれるこの疑問。ここでは“本家”の定義と、お土産として選ぶ際のポイントをまとめて紹介します。

発祥は福岡、生みの親は「ひよ子本舗 吉野堂」

ひよ子のルーツをたどれば、1912年に福岡県飯塚市で誕生した「ひよ子本舗 吉野堂」がオリジナルであり本家と言えます。

創業者の石坂直吉氏が「親子の情愛を込めたお菓子」として生み出したのが、今に続く「ひよ子まんじゅう」の始まりです。つまり、歴史的には福岡のひよ子が本家であり、東京のひよ子はその後に登場した展開先という位置づけです。

ただし、現在は東京と福岡でそれぞれ別会社が独自に展開しているため、「どちらも公式」「どちらも正規品」というのが正確な表現となります。

東京版と福岡版、どちらをお土産に選ぶべき?

お土産としてどちらを選ぶかは、「購入する地域」「渡す相手」「珍しさを重視するか」によって変わってきます。

東京で買うなら東京ひよ子で十分満足

東京駅・羽田空港・都内百貨店では東京ひよ子が広く流通しており、旅行帰りの購入にも便利。見た目も味も高品質で、東京限定のお菓子も充実しています。東京のお土産として渡しても、しっかり喜ばれます。

福岡旅行なら、ぜひ“本家”を手に取って

一方、福岡では創業地・吉野堂による本家の「ひよ子」が販売されています。東京にはない福岡限定の味や包装があり、「本物志向」「通好み」の方へのお土産にはぴったりです。福岡の老舗の味を贈りたいなら、こちらがおすすめです。

食べ比べやネタにするのもアリ

もし可能なら、東京版と福岡版を食べ比べて贈るのもユニークで話題性のあるお土産になります。「実は2つあるんだよ」と説明することで、渡す相手との会話も盛り上がるはずです。

まとめ:どちらも正解、本家を知って選べばもっと楽しい

ひよ子は福岡で生まれ、東京で大きく広がった全国的に愛される銘菓です。
本家は福岡の「ひよ子本舗 吉野堂」ですが、東京の「東京ひよ子」も味・品質ともに信頼できる存在で、どちらを選んでも間違いありません。

旅行や帰省、出張のタイミングでそれぞれの「ひよ子」を味わってみることで、より深く楽しむことができます。見た目はそっくりでも、それぞれに個性があるのが「ひよ子」の魅力です。

福岡のひよ子の実食レビューや販売店が気になる方は以下の記事をご参考ください。

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