博多じまんと通りもんの違いを徹底比較!味やカロリー、おすすめはどっち?

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博多通りもんと博多じまんの比較。それぞれの断面とパッケージの様子。

福岡のお土産といえば、黄色いパッケージでお馴染みの「博多通りもん」が圧倒的な知名度を誇ります。 しかし、福岡空港や博多駅のお土産売り場で、そのすぐ隣に並んでいる「博多じまん」というお菓子をご存知でしょうか?

「同じ明月堂というメーカーのお菓子みたいだけど、具体的に何が違うの?」 「通りもんは食べたことあるけど、博多じまんはどんな味?」 「上司へのお土産には、結局どっちを買えばいいの?」

お土産選びの現場では、そんな疑問を抱く方も少なくありません。どちらも博多を代表する銘菓ですが、実はその中身やコンセプトには明確な違いがあります。

今回は、福岡銘菓の製造元である株式会社明月堂の2大巨頭、「博多じまん」と「通りもん」の違いを徹底的に比較しました。

味や食感のレビューはもちろん、原材料から見るこだわりの違い、カロリー、そしてお土産として渡す際のシチュエーション別のおすすめまで詳しく解説します。次回の福岡旅行や、通販でのお取り寄せの参考にしてください。

記事のポイント
  • 通りもんは「西洋和菓子」、博多じまんは「博多っ子気質」を表現した和菓子。
  • 最大の違いは「あんこ」。白あん(ミルク風味)か、小豆つぶあんか。
  • カロリーや価格の差はごくわずかだが、風味の方向性は全く異なる。
  • お土産にするなら、知名度とクリーミーさなら通りもん、和菓子・粒あん好きには博多じまん。

「博多じまん」と「通りもん」の違いを5つの項目で徹底比較

博多通りもんの断面。なめらかな黄味餡と、背景にあるバターやミルク。

どちらも福岡を代表する老舗製菓会社「明月堂」が製造・販売しているお菓子です。 パッケージから取り出して並べてみると、丸くて艶のある茶色い焼き菓子という見た目は、まるで双子の兄弟のようにそっくりです。サイズ感や手に持った時の重量感もほぼ同じですが、一口食べればその違いは歴然としています。

ここでは、味、原材料、カロリー、賞味期限、価格の5つの視点から、「博多じまん」と「通りもん」の違いを深掘りしていきます。

【味・食感】とろけるミルク白あん vs 粒感を楽しむ小豆あん

一番の大きな違いは、中に入っている「あんこ」の種類と、それに伴う食感です。実際に食べてみた感想を交えて解説します。

博多通りもん:とろけるような「しろ餡」

「通りもん」最大の特徴は、なんといっても舌の上でとろけるような滑らかな食感です。一度食べたら忘れられないインパクトがあります。

  • あんこの種類: 白あん(しろ餡)
  • 風味: 高級バターと生クリームの香りが濃厚で、練乳のようなミルキーな甘さが口いっぱいに広がります。
  • 食感: 非常にクリーミーでねっとりとしており、餡というよりはクリームに近い感覚です。皮も驚くほどしっとりしています。

「傑作まんじゅう」と銘打たれている通り、従来のパサパサした和菓子のイメージを覆す、和菓子の枠を超えた「西洋和菓子」です。 口に入れた瞬間、ふわっと広がるバターの芳醇な香りと、練乳のような優しい甘さが特徴です。

皮は極限まで薄く作られており、焼成後しばらく寝かせることで中身のしろ餡の油分が皮に馴染み、一体化しています。そのため、口の中で皮と餡が同時にほどけ、パサつきは一切ありません。

「あんこが苦手でも通りもんは食べられる」「むしろ洋菓子として好き」というファンが多いのも納得の味わいです。

博多じまん:ふっくらとした「小豆つぶ餡」

一方、「博多じまん」は、小豆本来の素朴な味わいを楽しめるのが特徴です。通りもんの影に隠れがちですが、実力派の和菓子です。

  • あんこの種類: 小豆つぶあん
  • 風味: 小豆の自然な甘さと香ばしさが際立ちます。噛むほどに豆の旨味が感じられる、深みのある味わいです。
  • 食感: 粒立ちがよく、ふっくらとした食べ応えがあります。小豆の皮が口に残らないよう、丁寧に炊き上げられています。

博多の情に厚い気質(のぼせもん)を表現したというこのお菓子は、良質の小豆を使用し、ふっくらと炊き上げられています。 通りもんに比べると「和」の要素が強いですが、単なる田舎饅頭ではありません。

皮には適度な湿り気と香ばしさがあり、つぶあんも皮まで柔らかく炊かれているため、全体的にしっとりとした一体感があります。一般的なお饅頭にありがちな「皮だけパサパサして喉が渇く」ということがなく、最後まで美味しくいただけます。噛みしめるたびに小豆の力強い旨味が広がり、お饅頭らしい満足感が得られます。

【原材料】バターたっぷりの洋風か、良質な小豆の和風か

原材料を見ると、そのキャラクターの違いがよりはっきりと分かります。明月堂のこだわりがそれぞれの配合に現れています。

  • 通りもんの主な特徴:
    • 白生餡(隠元豆)をベースに、砂糖、生クリーム、バター、練乳、脱脂粉乳などをふんだんに使用しています。
    • 通常の和菓子ではあまり使われない動物性の油脂(バターやクリーム)をたっぷりと使うことで、あの独特のコクと風味を生み出しています。和菓子の製法に洋菓子の素材を大胆に取り入れた、リッチな配合です。
  • 博多じまんの主な特徴:
    • 砂糖と小豆(粒あん)がメインで、素材の良さをストレートに伝えています。
    • 実は「博多じまん」にも隠し味として少量のバターや生クリームが使われていますが、あくまで主役は「小豆」を引き立てるための黒衣役です。

「通りもん」は乳製品のコクと甘さが前面に出ているのに対し、「博多じまん」は小豆の素材感を大切にしつつ、洋菓子の技術(油脂分による保湿効果など)を取り入れて食べやすく仕上げている点が異なります。 どちらも明月堂独自の技術で、時間が経っても硬くなりにくく、パサパサしない「しっとり感」を実現していますが、そのアプローチが「乳脂肪分のリッチさ」か「豆の水分コントロール」かという点で異なっています。

【カロリー・栄養成分】ダイエット中に気になる数値の差

お土産を食べる際、どうしても気になるのがカロリーです。「美味しいものは高カロリー」というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。公式サイト等の情報を元に、1個あたりの数値を比較してみましょう。

【1個あたりの栄養成分表示(目安)】

項目博多通りもん博多じまん
エネルギー約115 kcal約118 kcal
タンパク質2.0g2.1g
脂質3.1g2.2g
炭水化物19.2g22.3g

※数値は製造時期や個体差により若干異なる場合があります。詳細は明月堂公式サイトをご確認ください。

比較結果: カロリーに関しては、「博多じまん」と「通りもん」に大きな違いはありません。どちらも約115〜120kcalと、ご飯軽く半膳分程度、もしくはバナナ1本分程度です。 しかし、内訳を見ると以下の傾向があります。

  • 通りもん: バターや生クリームが多い分、脂質がやや高めです。濃厚なコクはこの脂質から来ています。
  • 博多じまん: 小豆と砂糖が主体のため、炭水化物がやや高めですが、脂質は通りもんの約2/3と控えめです。

脂質制限をしている方は「博多じまん」の方が罪悪感が少ないかもしれません。逆に、糖質制限をしている場合はどちらも大差ありませんが、わずかに「通りもん」の方が炭水化物が低くなっています。

【賞味期限・日持ち】お土産として渡す際の注意点

お土産選びで重要な「日持ち」についても比較します。

  • 博多通りもん: 製造日から約3〜4週間
  • 博多じまん: 製造日から約3〜4週間

これに関しては、「違い」はありません。 どちらもエージレス(脱酸素剤)が入った個包装になっており、特殊な包装技術によって常温での持ち運びが可能です。約1ヶ月程度日持ちがするので、出張から帰って数日後に渡す場合や、すぐに会えない友人へのお土産としても非常に優秀です。

ただし、開封後は鮮度が落ちて硬くなりやすいため、早めに食べることをお勧めします。

【価格・入り数】コスパに違いはあるのか検証

最後に価格についてです。同じメーカーの姉妹品ですが、価格設定はどうなっているのでしょうか。

【価格比較(税込・記事執筆時点)】

入り数博多通りもん博多じまん
5〜6個入730円(5個パック)780円(6個入)
8個入1,280円1,160円
12個入1,960円1,840円

※価格は変更になる可能性があります。最新情報は明月堂公式サイト等でご確認ください。

>> 博多通りもんの値段を徹底解説|個数別の価格や購入場所ごとの違い

1個あたりの単価を計算してみると、どちらも約140円〜160円前後のレンジに収まっており、大きな価格差はありません。 ただし、販売されている「入り数」のラインナップが微妙に異なります。

  • 通りもんは、自分用の5個入り簡易パックから、職場へのバラマキに便利な40個入りの木箱入り(贈答用)まで幅広く展開されています。
  • 博多じまんは、通りもんに比べるとラインナップ数は少なめですが、主要な個数(6個、8個、12個など)は揃っています。

「博多じまん」と「通りもん」の違いから見るおすすめの選び方

博多じまんの断面。たっぷりの粒あんと、背景にある小豆や茶筅などの和の要素。

ここまでスペック面での違いを詳細に見てきましたが、これだけ特徴が異なると、結局のところ「どっちを買えばいいの?」「相手にはどっちが喜ばれる?」と迷ってしまう方もいるでしょう。 そこで、贈る相手の好みやシチュエーションに合わせた、失敗しないおすすめの選び方をご提案します。

王道の「通りもん」は誰に贈っても喜ばれる鉄板土産

迷ったら、やはり「通りもん」を選ぶのが無難であり、間違いのない正解です。

  • 知名度抜群で話題性がある: 「モンドセレクション金賞」を20年以上連続受賞しているだけでなく、「最も売れている製菓あんこ饅頭ブランド」としてギネス世界記録にも認定されています。「これ知ってる!」「食べてみたかった!」という喜びの声が返ってくる確率が非常に高い、ハズレのないお土産です。
  • 万人受けする和洋折衷の味: ミルクとバターの風味が濃厚な白あんは、日本茶はもちろん、コーヒー、紅茶、ホットミルクなど、どんな飲み物にも合います。オフィスの休憩時間にブラックコーヒーと一緒に配れば、仕事の疲れも吹き飛ぶと喜ばれるでしょう。
  • 柔らかく食べやすい: 皮も餡も口溶けが良く、パサつきがないため、小さなお子様からご年配の方まで、年齢を問わず食べやすいのも魅力です。

「福岡に行ってきたよ」と渡したときに、最も安心感があり喜ばれるのが通りもんです。職場へのバラマキ土産や、相手の好みが詳しくわからない場合の贈り物に最適です。 また、「冷蔵庫で冷やして食べる」のも通な楽しみ方。冷やすことで甘みが引き締まり、しっとりとした餡が生チョコのようなねっとりとした食感に変化します。夏場などは特におすすめの食べ方です。

通な人やあんこ好きには「博多じまん」が圧倒的におすすめ

一方で、「博多じまん」を選ぶべきなのは以下のようなケースです。

  • 粒あん派・和菓子党の人へ: 世の中には確固たる「つぶあん派」が存在します。そんな方には、クリーミーな通りもん(白あん)よりも、小豆の粒感と豆本来の風味をダイレクトに楽しめる博多じまんが確実に刺さります。
  • 甘すぎるのが苦手な人へ: 通りもんは練乳やバターのリッチな甘さが濃厚ですが、博多じまんは小豆の自然な甘さと香ばしさが特徴なので、比較的さっぱりと食べられます。甘いものが得意でない男性などにも好評です。
  • 「通りもんはもう食べた」という福岡通へ: 何度も福岡土産をもらっているリピーターに対して、「実は通りもんには兄弟がいるんだよ」というストーリーと共に渡すと、「おっ、通だね!」「知らなかった!」と一目置かれること間違いなしです。

「博多じまん」という名前には、博多の活気や、自然風土に対する誇りが込められています。少し無骨だけれど中身は温かい、そんな博多っ子の心意気を伝えたいならこちらがおすすめです。 熱い緑茶やほうじ茶と一緒にいただくと、小豆のふくよかな香りが引き立ち、ほっとする至福のひとときを過ごせます。

迷ったら両方楽しめる「博多銘菓詰合せ」という選択肢も

「どっちの味も捨てがたい」「家族みんなで食べ比べをしてみたい」 そんな方には、明月堂が販売している詰め合わせセットが最強の選択肢です。

明月堂の店舗や通販サイトでは、以下のようなセットが販売されています。

  • 博多通りもん・博多じまん詰め合わせ
  • 明月堂特製詰め合わせ(通りもん、博多じまん、博多玉露まんじゅう等のセット)

これなら、箱を開けた瞬間に「博多じまん」と「通りもん」という明月堂の2大看板が並び、豪華な印象を与えられます。実際に食べ比べて、「私はクリーミーな通りもん派」「僕は豆の味がする博多じまん派」と会話が弾むこと間違いなしです。 特にご自宅用として家族で楽しむ場合や、親しい友人へのお土産として、コミュニケーションのきっかけにもなる非常に人気の商品です。

【購入場所】福岡空港や博多駅で買える?通販は?

最後に購入場所についてです。 「通りもん」は福岡市内のお土産店や駅のキヨスクなど、至る所で見かけるため手に入りやすいですが、「博多じまん」はどこで買えるのでしょうか。

>> 博多通りもんはどこで買える?取扱店・販売店を北九州も含めて徹底解説!

  1. 直営店・主要販売店:
    • 博多駅: 構内のショッピングエリア「マイング」や「博多デイトス」にある明月堂の直営コーナー。品揃えが豊富で、詰め合わせの種類も充実しています。
    • 福岡空港: 国内線ターミナルの主要なお土産売り場や、明月堂のカウンター。出発前の購入に最適です。
    • 高速道路・その他: 基山パーキングエリアなどの主要SAや、明月堂の路面店でも購入可能です。
  2. オンラインショップ:
    • 明月堂公式サイト、楽天などのECサイト。
    • 旅行で買い忘れた場合や、荷物を減らしたい場合、また遠方の親戚に送りたい場合は通販が圧倒的に便利です。

基本的に、「通りもん」が大量に平積みされているような規模の大きな明月堂の売り場であれば、「博多じまん」も併売されていることが多いです。 注意が必要なのは、駅のホームにある小さな売店や、コンビニのお土産コーナーです。こうしたスペースが限られた場所では、最も売れる「通りもん」しか置いていないケースが多々あります。 確実に「博多じまん」を手に入れたい場合は、博多駅のマイングや福岡空港の専門売り場など、明月堂の看板が出ている大きめの店舗を目指すか、公式サイトを活用することをおすすめします。

まとめ:「博多じまん」と「通りもん」の違いを理解して最適なお土産選びを

夕暮れの日本庭園を背景に、博多通りもんと博多じまん、お茶を楽しむ温かいシーン。

今回は、福岡を代表する銘菓「博多じまん」と「通りもん」の違いについて解説しました。改めて両者の魅力を振り返ってみましょう。

  • 通りもん: ミルクとバターが香る白あん。クリーミーで濃厚な洋風の味わい。知名度抜群で、誰にでも愛される王道の福岡土産です。
  • 博多じまん: 小豆本来の風味豊かな粒あん。素材を活かした素朴で温かい和風の味わい。あんこ好きや、甘さ控えめを好む通好みの逸品です。

「白あん派」か「つぶあん派」か、あるいは「リッチな洋風」か「ほっとする和風」か。 この違いとそれぞれの良さを知っていれば、お土産選びで迷うことはありません。

「通りもん」しか知らなかったという方も、ぜひ次回の福岡旅行では、隠れた名品である「博多じまん」も手に取ってみてください。両方を食べ比べてみることで、明月堂のお菓子作りへの情熱と、奥深い博多の食文化をより一層楽しめるはずです。